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日蓮は私たちに苦境に屈する事無く自らの真理を生きるよう言っています。私たちそれぞれの真理は国よりも師よりも親よりも優先されるべきもので私たちの中に宿る光り輝くものです。日蓮は自身を騙す事無く常に私たち一人一人に勇気と哀れみの心を持って真理を生きる事を求めます。

今、私たち一人一人が希望の光を携えていく事が今必要だと持国天は言っています。震災だけではなく、日々の心の中に光を必要とする方は大勢いらっしゃいます。私たちは不安や恐怖を感じると心を閉ざして暗い中に閉じこもりがちです。自力で出てこられる時はいいのですが、そうでない時もあります。そんな時、持国天の希望の光を使ってください。あなた自身を取り戻す為に。

今、あなたの祈りを聞きましょう。あなたの中にある平和への祈りは強ければ強いほど現実のものとする力を増します。あなたの心からの祈りを私は叶えて差し上げます。言葉の力を感じてください。言葉の中には宇宙の智慧とパワーが宿ります。あなたが光を向ける先は何処ですか?どんな平和(幸せ)を望みますか?もし迷ってしまうのであれば私が導いて差し上げます。

宝生如来は私たちが今、それら全てを受け取る準備が出来ているか観てみる時だと言っています。あなたを邪魔する雲はあなたの中にある執着や強すぎる欲望。それに傲慢な態度をとる時。あなたがすべての智慧と共に受け取る事が出来るのは柔軟な態度ですべての変化と共に流れを受け入れる事が出来る時だけなのです・・・

無量光仏は私たちの人生においての全ての困難にまつわる制限を解き放ってくださいます。制限とは、あなたが自分自身に付けたあらゆる決め事や思い込みの事を指します。その代表が”自分には出来ない”や、”こういうのは自分に向いていない”と言う勝手な決め事です。それが自分の中にある以上、あなたはあらゆる出来事に対して消極的に振る舞い、チャンスを逃します。

私たちの心の中にはまだ眠ったままの領域があります。その領域にはあなたの持って産まれた才能や魂としての経験の積み重ねで得られた知識なども含まれます。自己の中心のエネルギーと調和した時、それは実世界に豊かさとしてあなたに跳ね返ってきます。中心と調和し、自身の能力に目覚めた時、中心からの言葉を聞くことが出来ます。

私たちが悟りを得るためには右脳と左脳、知性と感情のバランスを保つ事がとても大切です。自然の中には完璧な秩序とバランスが存在しています。私たちが失ってしまっているバランスをその自然に学び、取り戻すのです。自然に触れる・自然の中で過ごす事によって私たちは一つ(ワンネス)になる事を容易に体験します。あなたの頭の中が何も考えておらず、無の状態で没頭しているときの感覚です。

思っているけど、なかなか行動出来ない時、あなたの心の迷いを整理して行動できる方向に導いて下さいます。また、『明確な目的を持つ・知恵を借りる・見極める力』は私たちが生活していく上で必要なものです。何かあったとき、迷う時はまず天台大師に聞いて下さい。その”時”その”場”にあう必要なものを授け私達を導いて下さいます。

時間と空間の制約を受ける事無く無限で地位に関係なく平等に私達を真理の道に導いて下さいます。全ての闇や恐れを打ち砕きあなたの心に眠る光明へと作用します。地位や名声に関係なく全ての人は平等である事を求める仏様です。あなたが平等に扱われていない・・・と思うとき、明照大師を呼んでください。

日々あらゆる場面で人を信じるか信じないかで状況が変化します。大切な人を信じたい・・・でも、信じられない気持ちもある・・・そんな狭間に悩む時、元三大師にお願いして下さい。あなたの純粋に信じる心を受け取り最良の方向に、導いてくださいます。

羅刹天は、怖そうな顔と名前で、恐ろしいと思われていますが、羅刹天が破壊するのはあなたの後悔やもう過ぎ去ってしまった過去の悔やまれる思いです。あなたが過去や後悔を手放す事が出来るよう煩脳を取り払い、新たなる未来を手にする事が出来るよう導いて下さるのです。

阿修羅は、あなたの正義は、“個人的なものなのか?社会的なものなのか?まず考えてみなさい。“と言っています。正義と悪とは紙一重なのです。行動を起す時、献身の心を忘れずにそれを実行できるよう、あなたのそばに居てあなたが間違わぬよう、見守ってくださいます。

悟りとは、あなたの救い・確信・指針・中心となるもの、自己の中の神です。周りを探すのではなく、あなたの内側にすでに存在しているものなのです。

普賢王如来はあなたの中にある男性の部分と女性の部分があなたの中で調和統合するお手伝いをして下さいます。あなたの中の男性性と女性性のバランスはとれていますか?もしも、偏りが激しい、感情に支配されて冷静になるのに時間が掛かる・・・。そんな時は普賢王如来に調和とバランスをお願いして下さい。あなたの中にある安らぎが眼を覚まします。

私たちの苦悩はほとんどすべてと言って良いほど私たち自身の心の中だけに存在し、知らず知らずのうちに溜め込んでしまった負の感情、怒りや執着・強い欲望があなたの現実を曇らせてしまう原因なのだと月光返照菩薩は言っています。自己の内面に眼をやりあなたの中に潜んでいる不の感情に眼を向けて不要な感情を手放してください。

地蔵菩薩は、過去や未来にばかりに眼を奪われて、今現在、この瞬間を生きる事を忘れてしまっている私たちに語りかけています。日常の小さな気づきや瞬間に眼を向けてください。悟りとはとてつもない現実からかけ離れたものではなく、私たち一人一人の心のあり方や他者を思いやる気持ち、日々の小さな行いの中にこそ存在しているものです。