日ごろの些細な違いが寿命を大きく分けるかも・・・

目薬の度に『にぃ』さんの赤い口元を拭いてると、量が少ない時と
鼻血の時の様にトポンと固まってる時。雫になってる時があります。
最初に比べると、微妙に量が増えてきてる様に思います・・・

看取り最中、色んな事があると思ったけど
出血は今回想定していなかったのでどうするかな・・・と言う感じ(汗
どうする事も出来ないんだけど、気持ちの用意が出来て無かった(-_-)
今更動揺は無いんだけど、Sはちょっといかんかったみたい(苦笑

動けなくなったり、オションそこら中になったり
ウンがそこら中とか、血尿とかも考えたし
口を開かないから、嘔吐とかも意識しなかった。
元々は口の中が痛くて食べられない=薬で痛みが落ち着いて回復していく
って風にしか思っていなかったからこの展開はちょっと想定外。

まぁ、これを期にガタガタって話を先生にお聞きして
ある程度は覚悟もしたけど、こんなに急な展開になるなんて思っても無い。
Sなんか、まさか夜勤で『にぃ』さんを看るなんて思っても無かっただろうし・・・

夜寝る前にゲージを閉めて、朝起きてゲージを開けて・・・って2匹共思ってた。
ご飯を食べさせて、トイレに入れて、用を促して・・・それが長いこと続いて・・・て。
まだ数年は元気で居てくれるとばっかり思ってましたからね(汗

小さい子猫の時は可愛いから寄ってたかって構うけど
大きくなって来るとニャンにも自我が出てきて好きに振舞うようになり
触って欲しい時と、触って欲しくない時が出てきたりなんかして
段々と居るだけの、少しの時間だけの触れ合いになってきたりして。

これで仕事が忙しいとご飯と水だけ入れといて
今日は見て無いなぁ?とか、1回触っただけとかになって来がちになったりしてね。
でも、ある程度の時間一緒に過ごしたり、戯れたりしてた方が
少しの違いに気が付けるって事が多くあります。

今回の様に、食欲が落ちて来たって事もあまり触れ合いが無い場合は
もうかなりひどくなってからしか見つけてあげられない・・・
先生も飼い主さんが気が付かない間にかなり消耗してて
年齢が高いほど、気が付いた時にはもう弱ってて
手の打ちようがない場合も多いってお聞きしました。

歯もそうですが、体調不良は1日遅れるとかなりリスクが上がります。
1日位ってのがワンニャンにしてみたら1週間になるって認識していれば
早急にワンニャンの状態に緊迫感をもって向き合えるのかも知れません。
ワタシも今回初めてその時間差を知り、更に看ててホント実感しました。

人間よりはるかに状態が進むのが早い。
身体が小さいし大きくなるのも早いから考えれば当たり前だけど
そこが=になってなかったので、今回の事で反省ばかりです。

今回も食欲が落ちた時に可能性として些細な時に気がつければ回復できたかもだし。
寿命は状況も何も選ばない『時間』なので一概には言えませんし、
何を言っても思っても後の祭りですが・・・

最初『にぃ』さんの事を書いてしまうのは・・・と思ったのですが
少しでもこんな事が無いようにと思い、先生から聞いたお話や
状況やなんかを参考にして頂けたり、
こんな失敗して欲しくないと思うので書いてみました。

ワンニャンの日ごろの些細な違いは、後から考えると病の始まりだったりして。
些細な事で病院に行くのは・・・と思ってたのですが~
些細な事がキッカケで大きく寿命が変わってしまう事があるワンニャン。
人間の病院とは違い、寿命がダイレクトに関わってくる。

触ると痛がるところがある時も、酷くなる前なら、
腫れたり腫瘍になる前なら打つ手も選べると思う。
今回高齢だし、歯の方で食べられない事もアリで
頭が腫れてたり、顎付近が腫れてたりしたけど
今更切ったり貼ったりってのを考えなかったので弄りませんでしたが

ご飯も食べれる状態でなら、色々考えたかもしれません・・・
少し気になる所があったらちょっと見てもらう。って感じで
気軽に行ける獣医さんが近くにあると良いと思います。
実費だからお金が掛かるって事はあります。

でも、重症化するとかなりのお金もかかるし、命に係わるから
多少の出費をどう捉えるか?ですね。安心を買うのか、小銭が大切なのか?
神経質に過保護にって事ではなく、子供さんが熱を出した時の様に
念の為って感じで行ける様な所を見つけておくのもポイントかも知れません。