樹の思いと走馬灯が・・・

去年一昨年と30~40㎝程度ずつ頭を詰めてたんやけど、
今回はチェーンソーで幹を何度かに渡って一気に詰めていったんやけど
詰める度に何というか・・・思い出と言うか、思いというのが伝わってきて
この柑橘の樹はワタシが子供の頃からすでに大きな樹だったので

この樹がここで家族を見守ってきてくれてた事がどんどん伝わってきて
段々切なくなってきてしまい、精神的にキツかった・・・😭
樹が心機一転、再誕生したい!って、言い出したから一旦は止めたけど
1年経ってもやっぱり再誕生したい意思は変わらない!って言うので
あえて今回同意したけど・・・ヘタすると枯れてしまうリスクもある伐採・・・

でも、樹はそのリスクを冒してまでも再誕生を選んだその気持ちを汲んであげたい(”*)
枯れてしまったら悲しいけども・・・
でも、そのチャレンジはそれ以上に価値があるモノだって解るから見守る事にして。

走馬灯のように樹を切る度にビジョンがどんどん流れてきて
樹の思い出や「思い」だろうね。途中で何度も手を止めたくなったりしたけど
約束したからには、ちゃんと最後まで完了してあげないとやから・・・
 
悲いような切ない様な複雑な思いのまま切り終えて、
そっと切り株に両手を添えると、何時もよりゆっくりとかすかに波打ってるのが解り
急いでクリームを塗って、少しでも負担が軽減できるように
春には再誕生の証である新芽が出せるように思いつつ・・・
乾くまでの間、触られない様に周りに落ちた葉っぱを綺麗に払っておく。

私の思いとは裏腹に、柑橘の樹は・・・
サッパリした・・・やっと軽くなった・・・
って、清々しい顔してにっこり笑ってくれたのを覚えています。
顔色もよく、元気そうだったので、大きな負担にはなってない感じで良かったけど
色々な物を手放しての再誕生の決意だった事を実感する(-*)

今朝、起き抜けに樹は大丈夫だったかな・・・(”#)
って、思いを馳せると樹が『我に向き合い、春を待つ』と言って
にっこり笑って静かに眼を瞑り瞑想する様に静かに消えていく・・・

そっか、春まで温存してそこから再誕生を試みるんや。
ワタシも頑張らないとな・・・(”#)
そんな感じで何だかワタシも新たにスタートした感じがした😓

故に、ベランダ掃除から窓拭き、玄関周りと全部掃除を終えて
細々した事を早々に終わらせて、そこらじゅうのスペースを開けて
新たなお年を迎えないとなんやな・・・と、漠然と思う・・・💦💦💦

腰砕けに近い状態なんやけどね・・・😶