終焉の考え方は色々で・・・1

今日は『にぃ』さんの病院に行ってきました
迷いながら・・・
あれからご飯を食べなくなり、水を飲むものの時間が掛かるようになり
1つの動作の間の時間が掛かるようになり・・・
以前のようなヤバイ行動はないものの、明らかに草臥れた感が半端ない(汗

やっぱり薬切れだ・・・(-_-)
で、ちょっと考える。これって、ただ引き止めてるだけだよな(..)
でも・・・と思う気持ちと、こんなにヨレヨレになってまでも
まだ、引き止めて縛り付けるのは苦しいだけじゃないのか?って(汗

前回は、感情面のモヤモヤがあからさまにあったので、
その気持ちを少しでも軽くしてあげたくて引き止めちゃったけど
Sに聞いた所、その時の悶々とした感情は今はもう無くなってるって言うので
旅立っても、そういう意味で苦しむ事は無いと思う・・・

じゃぁ、これ以上の引き留めはワタシのエゴでしかないから・・・
何週間か元気なら・・・って思ったけど、今回の薬はぴったし1週間。
先生にお聞きしたら、1週間は人間の1ヶ月と同じだって言ってました。

だから、今回のように1週間でも良いからって毎週通うという事は
人間で言うと、老人の延命措置と同じで月一回病院に行って処置をしてもらって
何とか生きながらえてる状態で良くはならないし、本人はえらいばっかり・・・

それをする意味は何だろうか?人間の様に本人が望めばそれは良いと思う。
でも、『にぃ』さんは何も言わない・・・
Sに聞いたら、病院に行けと言われれば行くけど、行きたい訳じゃない。と。
そう、ペットとして飼われてる以上、飼い主の一存で延命するかしないかが決まる。

病院の先生も、ペットは皆嫌がってるけど、治療して治るものなら
なんだってやるけど、それをしても良くならないのであれば疑問に思う。って。
ペットだから、飼い主さんがそれで癒されるだとか言われればやるけども
ハッキリ言って、意味あるのかなぁ?と思うし、段々虚しくはなってくるよ。って。
ワタシと全く同意見だったので、
だからワタシはこの病院に連れて来てるんだなと改めて思いました(*’ω’*)

病院でも色々あって、延命=商売繁盛 って考え方もあると思う。
そりゃ、飼い主だって1日でも長く一緒に居たいと思う。
ペットが苦しんでるって事は知らないまま、ただ一緒に居たいと思う
愛するが故の事だから悪い事ではないと思う。

でも、食事が摂れなくなってしまったという事は
受け付けなくなった理由があり、摂取すると負担になるって事。
だから終焉は食事はもちろん、水も摂らない。

段々と痩せていく。人間でも、身体が大きいままでは老衰できないのと同じ。
動物は飲まず食わずでただ時を待つ。
身体を軽くして、身体から離れるのが容易になるのを待ちます。

人間だけが色々な手立てを使い、時間を引き延ばそうとする・・・
自由が利かないまま生きていて、本当に幸せなんだろうか?
ベットの上に居るだけの毎日だったり、ただ息をしてるだけ、
意識があるとか無いとかで時間だけが延々と過ぎていく・・・

ペットだって同じだと思う。
自分でご飯を食べて水を飲み、トイレに行って排泄する。
それが出来て初めて自由に動けるんだと思う。

どうしようもない状況で、不自由になって、
手を掛ければ元気で過ごせるなら寿命が尽きるまで頑張れば良い。
それなら応援できる。

動物は時が尽きるその前まで歩けてしまうそうです・・・
動けるんだったらまだ元気になるんじゃないか?って思ってしまうけど
でも、実際は違うそうです・・・