終焉の考え方は色々で・・・2

さっき歩いてて、飼い主がお風呂に入ってる間に旅立ってしまったり
少し目を離した隙に、もう冷たくなってたり・・・
とにかくあっけない・・・と、先生がおっしゃってました。

長い事やってると色々な旅立ちを経験するし聞く事でしょう。
優しい先生なので、慣れる事無く堪えるんだと思います。
人間でも1日や数日で、あっけなく逝ってしまうんだから
ワンニャンだと、3~6時間だよ。って・・・だよね・・・(-_-)

忙しい中、先生が時間を割いて色々な話をして下さいました。
そっと、ワタシの背中を押して下さったんだと思います。
揺らいでしまいそうなワタシに、決めたらぶれないから。って。
今回の処置を目途に・・・って。もうすぐ16年目になる『にぃ』さん。
人間で言うと70代です。←今は皆さん元気ですが昔はヨボヨボでしたよね。

今回は薬が切れたら口を頑なに閉じて、ご飯を入れさせてくれない
水も飲みたい素振りをするも、少しで止めてしまう。
また水を飲みに行くも、飲めずか、飲まずか・・・

月曜がその状態で、火曜は病院が休みだったので連れて行けず
今朝はもう、足腰が立たずで、トイレは自分で何とかしたいらしく
足が滑りながらでもトイレに入り、用を足して・・・

病院に行く前はトイレに入れてあげたら
何とか自分で踏ん張って用を足してました・・・ホントにえらいです。
気丈なニャンコなので、失態を晒すのは嫌だと思うしね。

ワタシは介護が必要ならばできる限り・・・って思ってるけど
本人はそこまで世話になりたくないと思う勝気さは・・・ワタシと同じ(-_-)
そういう意味ではこれ以上居て失態を晒す位なら、旅立ちを選ぶと思う。

そう思ったら自分の中でモヤモヤしてたものが消えて
ちゃんと送ってあげないとな・・・と素直に思えるようになりました。
そりゃ悲しい、とっても寂しい・・・
行きも泣きながら、帰りも泣きながら帰ってきました・・・
でも、ワタシが決めなきゃね。

心配して見に来たSに、それを報告すると、
薬が切れてからゴロゴロ言わなかった『にぃ』さんが
ゴロゴロと大きく喉を鳴らし始めました・・・
ワタシが仕事辞めて家に居るって言った時と同じ。
やっぱりちゃんと理解してる賢いニャンコです。

『にぃ』さんも同意見だったようです。
昨日の夜、マッサージもコロコロしつつなので、どうかな?と思い、
途中で全ての経絡を時間を掛けて通す方に切り替えました。
ゴロゴロは言わないんだけど、ゴロゴロ言ってるのが聞こえる。
耳からじゃない音。

気持ち良いねぇ。嬉しいねぇ。と言いながらナデナデしつつ
目が気持ち良い。嬉しいって伝えてくれてました。
ここまで通わせてくれるのは『にぃ』さんだけでしょう。

ワタシは『にぃ』さんの事をニャンコと言うより、人間と同じ識別をしています
『にぃ』さんがある程度大きくなった位からそんな感覚を受けてました。
避妊手術のもっと後だから、ある程度大人になてからだよね。

他のニャンにはそう言うのは感じなくって何故か『にぃ』さんだけ。
相性が良いと言うか、出合うべくして出会った、ワタシのサポータだったのでしょう。
色々助けられましたし、調子が悪い時ほど一緒に居てくれてたし。

まだ16年分の御恩返しまだ終わってないんだけどな・・・(-_-)
とにかく今日は疲れただろうから、ゆっくり寝てもらって
様子見て経絡通して少しでも楽になってもらえたらな・・・と思います。

先生も、病院に来るよりもペットは家に居た方が良いに決まってる。
皆に撫でてもらったり、家族と一緒に居て旅立つのが一番良い。って。
経絡通したりマッサージしたりしてるって言ったら
病院よりそっちの方が気持ち良し喜ぶと思うから
その方が良いと思うよ。って、おしゃってました。

今、ワタシに出来るのはそれ位の事・・・
負担にならない様に、旅立つその日まで続けようと思います。