病院の話と言うのはある意味・・・

話を聞きに行く日は雨の予報が、前日には晴れ予報に変わり
当日は暖かいのを通り越して暑い位の車内でした(*´ω`*)
部屋の中は相変わらず冷えてるので、お日様に当たるのは嬉しいです。
こういう面倒事じゃなければ、お出かけも嬉しいんだけども。

正午の予約なので、15分前に到着すれば余裕でしょう。
大した距離も無いので本当にギリギリに出かけて
チョロッと話して帰るつもりで、その後近くでは手に入らないものを
買って、届けてもう1件ハシゴしてお供えを買い漁って帰宅する予定で。

時間通りにはもちろん呼んでもらえる訳ではないので多少は仕方ない。
駐車場は何時も混んでるので多少待っても仕方ないと思いつつ
結局、一番奥の駐車場が入れ違いに空いて~
警備員さんに誘導されて待ち時間なく止める事が出来ました。

で、果てしなく歩き、やっと正面玄関に辿り着き老夫婦と合流する。
俺の庭だと言わんばかりの態度にチョイとイラつくも放置。
15分ほど押して呼ばれて診察室にゾロゾロと入り
ご挨拶だけして黙って話が終わるのを待つ・・・

要するに癌があります。大小合わせると3個です。
喉の奥がステージ3です。その横と下の方のリンパは1です。
全摘なら50%抗がん剤と放射線なら30%放射線だけなら20%です。

全摘は3ヶ所が近いのでどちらかと言う訳にはいかず
喉仏まで全部なので話せません。その後は喉に穴を開けて流動食です。
抗がん剤と放射線は高齢なので強い物は使えないし副作用で死ぬかもです。
放射線ならリスクは一番少ないけどあまり成果は出ません。
本当に簡単に説明すると感な感じ。
先生の話は好意的で年寄りに解るように丁寧に説明してくれました(´・ω・`)

最初は2択しかない。と言ってた先生も
放射線のみを入れて3択って言いつつ、う~ん・・・と言う感じ。
全ての選択が高齢なのでリスキーだし・・・ってのが本音でしょうね。

この後、胃カメラの結果の方でも食道に癌があると言う話を聞くので
手術するなら喉から食道まで全部という事になると8時間になるので
体力や色々な事も考えると、術中に死ぬことも考えられるし
と言う感じに全体像も提示してもらえたので良かったと思います。

本人が見当違いな話ばかりを口走るので先生が何度もなだめる様に
上手くあしらい、後は何も話す事が無いんだけど・・・
って感じになった所で、こちらとしては温存で。と言う意向を伝え
本人とも、今回の話はどうあれ、どうやって死にたいかという事を話し合い
輸血はその後のリスクがありますし、(透析に)とてもじゃないけど通えませんし
抗がん剤も今の身体の状態では無理だと思います。
放射線も犬に飛びつかれて鬱血するようじゃ血管も持ちません。

そうやって考えると、食事療法で今後どうあろうと
積極的治療は行わず温存で最低限の検査のみでお願いします。
このまま触らず終わるつもりです。

一応最後まで意識をもって、自分の足で。って言うのが
ワタシの考えでもありますし、本人も同意していますので。
その方向でもうすで食事の方も進めています。

先生と若い先生、治療の方で専門の方との6人の話し合いでしたが
うんうん聞いて下さり、話を進めて行くうちに何だか先生が楽になった的な
ストレスから解放されてリラックスしていくのが解った(爆

だって、どれも途中で死んでくパターンやもん。
先生も承知で話をしてるんだと思うけど、
リスクが高いから帰って!っては言えんしね(笑
そう言う意味では良い先生に出会ったので、良かったです。

現代の医学が進歩して寿命に介入して治療をする事が、
全ての人において幸せかと言ったら疑問だから・・・
どれが幸せかって言うのはその人それぞれだからこればっかりは・・・
って、ワタシが話す前にも言ってたし。

こちらからの温存と見守りの提案は願ったり叶ったりだった様子で
こちらとしてもすんなりと受け入れてもらい協力できそうなので
お互い良い関係になれそうです(*´ω`*)

ゴリ押しで治療を進めてくるんだったら・・・
って、こちらも徹底的に戦おうと思っておおよそ調べて
絶対引かんつもりでいたので、チョット拍子抜けしちゃったけどね(苦笑